どうも、キタローです!
今年最初の窯焚きの火入れが行われるということで、北窯に行ってきました。
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夕方6時過ぎに北窯に行くと、共司工房の皆さんが、窯詰めの追い込み作業中でした。
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13房ある北窯の袋それぞれに、ごらんのようにたっぷり詰められています。
これが、焼き上がった時に、どんな形や形になっているのか、ほんとわくわくしますね。
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そして、午後8時過ぎ。
窯の口が全部閉じられて、いよいよ窯焚きの開始です。
登り窯の各袋の横には、横から焚べるための細い薪が積まれています。
これも各工房の皆さんが協力して運びます。
もちろんボクも手伝いましたよ。
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ご覧のようにたっぷりと上まで積まれています。
登り窯の両サイドがこんな感じです。
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そして、大きな薪が積まれた焚き口に着火。
今回の一番目の当番は、共司工房です。
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どんどん火が大きくなって、丸太が燃え始めます。
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薪がきちんと燃えはじめると、いつもの儀式が始まります。
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各工房の親方が、盃を捧げて、火の神様や窯の神様とか…いろんな神様に、いい器が産まれてくるようにお祈りをします。
まずは、米司さん。
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続いて、共司さん。
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宮城さん。
盃に入ったお酒(この日は、残波)を窯の火に振りかけ、残ったものを口に含みます。
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そして、與那原さん。
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親方が終わると、続いて工房の皆さん、そしてその他の関係者と続きます。
なかなか厳粛な雰囲気です。
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窯口でじっくり時間をかけて薪を焚べて、徐々に熱を窯の上のほうに上げていきます。
20時間近く4工房が交代で窯口で火に管理をします。
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一段落したところで、今回の窯焚きのスケジュールの確認です。
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まず、最初に共司工房。
次に米司工房、宮城工房、與那原工房の順番で4〜5時間おきに交代で窯口の火の管理をします。
今回は、明日(28日)の16時まで。
その後、登り窯の下から上へ、各工房がそれぞれの割り当ての袋を焚いていきます。
しかし、今回の窯焚きって、140回目なんですね!
コリャ、スゴい。
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火入れの儀式の後は、全体で食事をして、共司工房以外の皆さんは、休息を取りにいったん工房や家に戻って、当番に備えます。
いよいよ3昼夜に渡る窯焚きが始まったわけですね…。

30日の夜まで窯焚きを続け、その後火を止め、ゆっくりと窯を冷やしていきます。
そして今回の窯出しは、4月4日水曜日。
窯出しの日には、またお酒をもって遊びに(?)行かなくちゃいけませんね。