キタローのよみたんミーグルグル!!

よみたん中をミーグルグル。読谷村とその周辺のいろいろなことを、ボク(キタロー)が勝手にキョロキョロしながらウキウキウォッチング!?

カテゴリ: 本・雑誌

どうも、キタローです!
昨年、北窯は30周年を迎え、7月には、記念式典祝賀会が盛大に開催されました。
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実は…その30周年記念式典・祝賀会の様子を収めた小さな写真集が作られていたんです。
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はい。
それが、こちら!
タイトルは、「北窯の30年」。
表紙と裏表紙には、北窯の企画書に添えられた手書きの全体図が使われています。
こちらも、先日紹介した北窯の本と一緒に與那原さんからいただきました。
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記念式典や祝賀会、それから桜坂劇場で開催された記念公演(!)の様子を中心に、北窯の日常風景のスナップ写真のみで構成された写真集です。
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式典の会場の様子。
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祝賀会の様子。
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そして、北窯の日常風景。
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北窯好きには、たまらない一冊だと思います。
しかし…この写真集は、関係者に配布されたもので非売品のようです。
スゴく貴重なモノをいただくことが出来ました。
與那原さん、ありがとうございまーす。

どうも、キタローです!
去年の12月、北窯の窯出の日に與那原工房に顔をだすと、與那原さんが「あー、ちょうどよかった、来い来い」と。
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そして「あのよー、本がでたから、あげようとおもっていたさー」と一冊の本を手渡してくれました。
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それがコチラです。
読谷山焼 北窯 四人の親方とやちむんづくり一年の記録
まるまる一冊、北窯のことが書かれた本です。
実は、以前、ひ窯(陶と厨子甕 ひ窯)のがーひーが、SNSにアップしていたので、チェックしていたんですよね。(っていうか、ソッコー予約注文していたんですけど…)
ありがたいことに、できたてのその本をプレゼントしてくれました!
一年の記録というタイトルですが、北窯の過去、現在さらに未来の展望まで、ほんと丁寧に描かれていて…北窯好きなら、必携の一冊だと思います。
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せっかくなので、目次を紹介すると、

【目次】
◎第1章 親方、それぞれの思い
 松田米司/松田共司 /宮城正享 /與那原正守

◎第2章 北窯のやちむんができるまで
 土づくり、共同作業/器づくり/窯焚き/窯出し/北窯の土/北窯の釉薬

◎第3章 北窯の作品
 松田米司/松田共司/宮城正享/與那原正守

◎第4章 北窯の成り立ち
 沖縄現代陶芸の中の読谷山焼北窯 倉成多郎
 読谷山焼北窯のあゆみ
 読谷山焼北共同登り窯設立企画書
 伝え手の北窯
 かつての弟子たち

スゴく良い本だと思ううので、北窯…いや、やちむん好きの人には手にとって欲しい1冊です。
Amazon を始めいろんなネットショップで注文できちゃうようなので、チェックしてみてください。

※後日、注文していた本が届いたので、実はウチに2冊この本があります。
 でも全然OK!1冊は見る用、もう1冊は保存用!


読谷山焼 北窯 四人の親方とやちむんづくり一年の記録
  発行日 2022年12月25日 初版第1刷発行
  著 者 北窯刊行会
  発行所 株式会社 グラフィック社
  定 価 2,500円(税別)

1冊の青い表紙の計画書。
これは、読谷飛行場(読谷補助飛行場)の跡地利用のおおもととなる「読谷補助飛行場跡地利用実施計画」です。
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旧軍飛行場の建設に端を発する複雑な経緯(接収→旧日本軍→米軍)を経て、返還された読谷飛行場。
※読谷飛行場。米軍の施設名は、読谷補助飛行場。旧日本軍が使用していたときは、北飛行場。ここでは、読谷飛行場に統一します。
戦時中、戦後、そして復帰後の返還に向けた村民一丸となった取り組み…その中で、まず跡地利用の基本計画が作成され、返還を目前にした平成17(2005)年に策定されたのがこの実施計画なんですね。
実は、この計画に基づいて読谷飛行場が返還され、国有地が村有地になったたことはあまり知られていないと思います。

どんどん跡地利用が進んでいる読谷飛行場の跡地。
読谷のど真ん中にある大きな軍用跡地なので、その跡地利用については、いろいろな考え方やご意見があると思います。
しかし、この計画ができていなければ読谷飛行場の返還はなかったのも事実なんですよね。

ネットで全文を読むことができるので、読谷飛行場の跡地利用計画に興味がある方は、目を通してみてはいかがでしょうか。

どうも、キタローです!
この間、琉球新報に記事(4月11日)が掲載されていたコレをゲットしました。
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読谷村のしまくとぅば〜子どもの成長〜。
コレ、かなり良いです。
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もくじはこんな感じ。
こどもが生まれて13歳になるまでの生活の様子を読谷の方言(しまくぅとば)で表しています。
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たとえば、小学校入学時だったらこんな感じだったり…。
まるで外国語の解説書みたいでもあります。
こどもが対象のようですが、言葉だけではなく、コラム的なものも充実していて大人でも充分楽勉強になる内容だと思います。
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なかなか手に入らないと思いますが、村立図書館や村内の小中学校には配布されているようですよ。
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裏表紙は、こんな感じ。
こどもたちの表情が印象的だなぁ。

全32ページ、千部発行。
県内の図書館や市町村史担当部署、教育関係機関などに配布。
問い合わせは(電話)098(958)2142(村史編集室)へ、とのことです。
興味がる方は、ぜひお問い合わせください。

どうも、キタローです!
幸せって名前の ホテル日航アリビラ の広報誌をゲットしました。
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キレイなブーゲンビレアの写真が表紙の ALIVILA Feliz(アリビラフェリス)。
季刊のようで、この号は、2018年春号っていったところですね。
Feliz は、スペイン語で幸せって意味だそうです。
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しかし、さすがにALIVILAの広報誌だけに写真がキレイでオシャレですな。
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季刊らしくに四季折々のアリビラの表情がピックアップされています。
今回は、思いっきり春ですね!
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で、ボクが一番いいなぁと思ったのが最後のほうにあったこのページ。
YOMITAN SHORT TRIP。
アリビラセレクトな村内の観光ポイントを紹介しています。
ホテルの紹介だけじゃなくて、こういうのが載っているところが、イケてます。
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見開きで、こんな感じ。
残波のシーサーや水円(すいえん)のわら(ロバ)も登場していますよ。
あ、オキハムのウシも!
なかなかいい感じのセレクトじゃないですか。
あと、わがままを言わせてもらえば、喜名小学校のペガサスも登場させて欲しかったなぁ…。
なんてね。

ALIVILA Feliz(アリビラ フェリス) は、季刊です。ホテル日航アリビラのほか、読谷村観光協会や読谷村役場商工観光課でゲットできるはず!

ホテル日航アリビラ
  所在地 読谷村字儀間600番地
  電 話 098-982-9111

どうも、キタローです!
現在発売中の おきなわいちば に北窯の米司工房の記事が掲載されているということで、早速購入してチェックしました。
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おきなわいちばといえば、”作る人と食べる人をつなぐ、暮らしと食のマガジン”として毎回面白い企画を特集しているんですが、おきなわいちばの最新号、vol.60 2017冬号のテーマは、ズバリ「料理のこと。」。
沖縄の食材や器を使った料理のことや、料理にまつわる様々な話題が特集されています。
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その28ページ目から(なんと!)見開き4ページで北窯米司工房の取材記事が掲載されています。
「弟子入りの条件は ずばり”料理”」(!)
へー、そうだったのか!
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おひりごはんの風景は、こんな感じのようです。
あの火鉢というか…囲炉裏風のテーブルを囲んでる写真が、いい雰囲気です。
今度、お昼に確信犯的に遊びにいっちゃおうかな…なんちゃって。
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記事では、お弟子さんたちが当番制でお昼ごはんを作っていること。
工房の全員で一緒に食べていること。
そして、そういう風になった(した)意味なんかが書かれています。
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少しだけ記事の中の米司さんの言葉を引用しちゃうと、
「同じごはんを食べて、言葉を交わして、相手のことを少しずつ知る。」
「他人に合わせることは、時にストレスかもしれませんが共同作業の場では、みんなが足並みを揃えなければならない場合があります。」
「お互いのことを知っていれば、バランスを取り合いながら、助け合えるはず。」
うーん、深いな。
そのへんのところの北窯暮らしの様子や共同窯に対する思い(!)みたいなものも分かるいい記事だと思います。(ボクが言うのもなんですが…)
是非皆さんにも手に取って読んでみて下さい。
他にもいい記事、てんこ盛りですよ。
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一時体調を崩した米司さんも、ご覧のとおりの大きな笑顔。
だいぶ体調も回復されたようで、何だか一安心。

おきなわいちば vol.60  2018 Winter  
  発 行 光文堂コミュニケーション株式会社
  価 格 680円
  ※県内書店、コンビニで絶賛発売中

どうも、キタローです!
この間、こんな本をゲットしました。
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ジャーン「読谷山の由来記」。
読谷村が、平成2年に発行した本です。
この本を読めばきっと、読谷山(読谷の古い名前。1946年以前は、読谷山村だったそうです。)の由来が、わかる本に違いない!
ということで、さっそく開いてみると、これが難しい…。
でも、頑張って読んでみると、読谷村そのものの由来について書かれた本ではなく、読谷に伝わるいろんな門中とかの由来に関することやなんかを取りまとめた本であるらしいということが、何となくですが、わかりました。
…結論から言うと、うちの村の名前がなぜ読谷(昔の名前は、読谷山)なのか?読谷はそもそもどのようにして成立したのか?については、コレを読んでもまったくわかりません。
というか、そういう記述は1行も無い。(たぶん)
ガーン、ちょっと紛らわしいんじゃない?
この名前の付け方。
…でも、一応、勉強になりました。
北山の由来の言い伝えとか。
伊良皆の屋号徳元や喜名の東松田家の由来とか…。

その後ちょっと聞き込みとかしてみると、読谷の名前の由来は、村の北側にある標高236mの読谷山岳(今は恩納村になってます。)が関係していそうです。
山と岳って似ているような気がしますが…両方ついているところがなんかスゴいですね。山&岳。
たぶん、「読谷山」っていうのが何かを表現しているか固有の名詞を表す単語なんでしょう。
もしかしたら、そもそも読谷山(ゆんたんざ)っていうのは、当て字かもしれないし…。
うーむ、考え初めてら気になって眠れません…そのへん関係者の事情聴取とか、もうちょっと調査してみよーっと。

で、読谷山の由来記。
読谷山(読谷)そのものの由来がわかる本ではないが、読んでみるとなかなか興味深い内容ではありました…ちょっと難しいけど。
ということで、もし…気になる方がいらっしゃったら、村立図書館のお隣にある 読谷村史編集室で購入できるほかFAXで注文もできるみたいですよ。

◆ 読谷村関係資料 読谷山の由来記
  編 集 読谷村史編集室
  発 行 平成2年3月 読谷村
  定 価 600円

どうも、キタローです!
台風の直撃は免れそうな感じですが、雨風はだいぶ強くなってますね。
皆さん、対策の方は大丈夫でしょうか?
さて、沖縄にとことんこだわる雑誌、モモト
最新号のVol.32(2017年10月16日発行)のテーマは、「今日もやっぱり沖縄そば」。
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表紙を飾ってる栄町ボトルネックのやかんで出汁を注ぐそばが、いかにも美味そう!
(実際、美味しいんですけどね。)
今回のモモトは、沖縄そばの歴史やデータから人気ブロガーのてんもりさんや食いしん坊ライター嘉手川学さんオススメのお店までいろいろ面白い記事が満載ですが…やっぱり注目なのはこちら!
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なんと、我らがタッキーの金月そばが、見開き2ページで掲載されています!
しかも、カッコイイ写真つき。
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タッキーの県産小麦へのこだわりがつまった、地粉太麺の沖縄そばの写真もデーンと!
うーん、やっぱりみるからに美味しそうだな。
(実際、美味しんですけどね。)
そして、タッキーいいこと言ってます。
シ・ビ・レ・ル。
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これは、読谷本店の厨房ですね。
タッキー、すごくカッコよく写ってます。
後ろには、知花店長の後ろ姿も。
いやぁ、またまた行きたくなっちゃいましたよ、金月そば。
明日、行こうかなぁ…。
※ちなみに、金月そば各店は、明日22日も通常通り営業するそうです。

今回のモモトは、沖縄そばにとことん拘った誌面になってて、沖縄そばファンなら必携です。沖縄県内の書店、コンビニで普通にゲットできると思うので、買い出しついでに、是非!

◆ 金月そば 読谷本店
  所 在 地 読谷村字喜名201番地
  電   話 098-958−5896
  営業時間 火曜日から土曜日 11:00〜15:00
       日曜日 11:00〜16:00
  定 休 日 月曜日

モモト Vol.32 「今日もやっぱり沖縄そば」
   発行日 2017年10月16日
   発 行 編集工房 東洋企画  
   定 価 1,000円(税別)

どうも、キタローです!
さっそくですが、読谷村在住で琉球大学教授の 荒川雅志 先生(医学博士!)が、本を出版されました!
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こちらが、ダンディ荒川(勝手につけました)こと、荒川先生。
何故か親しくさせてもらっていますが、実は、ウェルネス 関連分野のスゴい先生だということが、今回判明しました!
これまでいろいろ失礼なことを…すみません。
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その荒川先生が、この度出版されたのがこちら「ウェルネスツーリズム ーサードプレイスのへの旅ー」。
これね、ハッキリ言ってすっごくいい本だと思います。
医療とか観光に関して素人のボクがいうのもなんですが…読みやすいし、わかりやすい。(まぁ比較的字が大きなせいもあるかも)
荒川先生は、本の導入部で「積極的な健康行動をとること、より良く生きるライフスタイルのあり方」こそ”ウェルネス”だとおっしゃってますが、なるほど!気分はウェルネスだよなーって思うもの。
そして、サードプレイス 。
このウェルネス(単に病気とか病気の予防とかじゃない!ってところがミソ)とサードプレイスっていう考え方が内的にも外的にも読谷のこれから向かうべき一つの姿を教えてくれるような気がします。
遠くに行く旅、近くに行く旅、いろいろあると思いますが、人生を豊かにするための旅の目的地が読谷って、素晴らしいじゃないですか!
内外のいろいろな事例も紹介されてるってのもいーな。
これは、講演会とかしてもらっちゃったほうがいいんじゃないでしょうか。
役場とか観光協会のひとたちをはじめ読谷村民(だけじゃないけど)必見です!

◆ ウエルネスツーリズム ーサードプレイスへの旅ー
  著者 荒川雅志
  編著者 NPO 日本スパ振興協会
  発行所 フレグランスジャーナル社
  定 価 2,300円 + 税

※ Amazon でも購入できますよ!

どうも、キタローです!
旧盆の中日、前々から心待ちにしていた本が本日発売との情報が入ったのでソッコー本屋に向かってみました。
さて、ここはどこでしょう?
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答え、ネーブルカデナ にある 宮脇書店嘉手納店 。
書籍の品揃えは、読谷近隣で一番ではないでしょうか。
ここなら間違いなくあるはず。
もしかして平積みになっているとか…ん?な、無い!?
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えー!っと動揺して、ウロウロと店内を彷徨うこと20分ほど…ついに発見!
「直感が働かない人などいません!」のポップの下にソレはありました。
ボクの直感が鋭ければすぐに発見できたかも…まぁ、でも見つけたからいいか!
そう、その本とは、読谷の誇るクリエイターユニット、比嘉ブラザーズ がリリースした…
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ジャーン『比嘉ブラザースの沖縄のマジムンと怪「百八の魔物と怪異!」』だ!
いや、コレ、まじ欲しかったっす。
本島をはじめ、沖縄の島々に伝わる魔物(マジムン)を網羅した彼らのライフワークのひとつの集大成とも言えるこの本。
比嘉ブラザーズタッチのイラストもおどろおどろしい中にカワイイところがあってステキですが、何てゆーか文化人類学的(?)に見てもとても面白いものに仕上がっているんじゃないでしょうか?ま、専門家じゃないのでそんな風に思っただけですけど…。
少なくとも沖縄の(特に昔の)人たちの世界観みたいなものがわかって、非常におもしろいものになってると思います。
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多大な影響を受けたという、版画家の故 儀間比呂志氏へ捧げられたこの本。
マジムンマップの他、魔除けの方法やおまじない用語集などなど役に立つ情報(?)も満載なのです。
一家に一冊!とまでいかなくとも、ぜひ多くの皆さんに読んで楽しんで欲しいなぁ。
ちなみに、縦18.2cm✕横12.8cmのB6サイズで持ち運びにも便利ですよ。


◆ 比嘉ブラザーズの沖縄のマジムンと怪「百八の魔物と怪異!」
  2017年9月5日第1刷発行(!)
  著者 比嘉ブラザーズ・プロダクション
  発行 比嘉ブラザーズ・プロダクション
  価格 1,400円(税別)

※発行日より前にゲットしてましたー!コレはラッキーなのか?

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