キタローのよみたんミーグルグル!!

よみたん中をミーグルグル。読谷村とその周辺のいろいろなことを、ボク(キタロー)が勝手にキョロキョロしながらウキウキウォッチング!?

カテゴリ: 北窯

どうも、キタローです!
先日、ちょっと用事があって北窯の共用のスペース(今の売店ができる前に売店だったところ)の壁にびっしりとカレンダーが貼られていました。
北窯の年間スケジュールが記入されているようでした。
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そうだ、そろそろ次の火入れがあるはずだろうと思って、チェックして見てみると…。
ありました!
次の窯は、6月6日火入れ、6月14日に窯出しのようです。
最近は、火曜日に火入れをして、翌週の水曜日に窯出しというサイクルになっているんですよね。
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その北窯。
この日は、6月の窯に向けて各工房で絶賛制作中のところ、ちょこっと中断してなにやら宴のようなものが開催されるようでした。
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実は、この日、北窯が新しいスタートを切ったということで、皆さん集まって、お祝いのバーベキュー大会(?)だったんです。
どうりでなんだかみんな嬉しそう。
何故かボクもちゃっかりごちそうになってしましました。(笑)

その、北窯の新しい取り組みについては、また別の機会に紹介しますね…お楽しみに!
盛り上がりすぎて、BBQの写真は、撮り忘れ…。

どうも、キタローです!
昨年、北窯は30周年を迎え、7月には、記念式典祝賀会が盛大に開催されました。
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実は…その30周年記念式典・祝賀会の様子を収めた小さな写真集が作られていたんです。
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はい。
それが、こちら!
タイトルは、「北窯の30年」。
表紙と裏表紙には、北窯の企画書に添えられた手書きの全体図が使われています。
こちらも、先日紹介した北窯の本と一緒に與那原さんからいただきました。
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記念式典や祝賀会、それから桜坂劇場で開催された記念公演(!)の様子を中心に、北窯の日常風景のスナップ写真のみで構成された写真集です。
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式典の会場の様子。
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祝賀会の様子。
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そして、北窯の日常風景。
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北窯好きには、たまらない一冊だと思います。
しかし…この写真集は、関係者に配布されたもので非売品のようです。
スゴく貴重なモノをいただくことが出来ました。
與那原さん、ありがとうございまーす。

どうも、キタローです!
去年の12月、北窯の窯出の日に與那原工房に顔をだすと、與那原さんが「あー、ちょうどよかった、来い来い」と。
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そして「あのよー、本がでたから、あげようとおもっていたさー」と一冊の本を手渡してくれました。
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それがコチラです。
読谷山焼 北窯 四人の親方とやちむんづくり一年の記録
まるまる一冊、北窯のことが書かれた本です。
実は、以前、ひ窯(陶と厨子甕 ひ窯)のがーひーが、SNSにアップしていたので、チェックしていたんですよね。(っていうか、ソッコー予約注文していたんですけど…)
ありがたいことに、できたてのその本をプレゼントしてくれました!
一年の記録というタイトルですが、北窯の過去、現在さらに未来の展望まで、ほんと丁寧に描かれていて…北窯好きなら、必携の一冊だと思います。
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せっかくなので、目次を紹介すると、

【目次】
◎第1章 親方、それぞれの思い
 松田米司/松田共司 /宮城正享 /與那原正守

◎第2章 北窯のやちむんができるまで
 土づくり、共同作業/器づくり/窯焚き/窯出し/北窯の土/北窯の釉薬

◎第3章 北窯の作品
 松田米司/松田共司/宮城正享/與那原正守

◎第4章 北窯の成り立ち
 沖縄現代陶芸の中の読谷山焼北窯 倉成多郎
 読谷山焼北窯のあゆみ
 読谷山焼北共同登り窯設立企画書
 伝え手の北窯
 かつての弟子たち

スゴく良い本だと思ううので、北窯…いや、やちむん好きの人には手にとって欲しい1冊です。
Amazon を始めいろんなネットショップで注文できちゃうようなので、チェックしてみてください。

※後日、注文していた本が届いたので、実はウチに2冊この本があります。
 でも全然OK!1冊は見る用、もう1冊は保存用!


読谷山焼 北窯 四人の親方とやちむんづくり一年の記録
  発行日 2022年12月25日 初版第1刷発行
  著 者 北窯刊行会
  発行所 株式会社 グラフィック社
  定 価 2,500円(税別)

どうも、キタローです!
先日、北窯の窯出しの際に與那原工房にお邪魔すると…。
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こんなものが置かれていました。
こ、コレは…表に「祝 築窯三十周年」と書かれています。
30周年記念したイベントのパンフレットだそうです。
そういえば今年は、北窯ができてから30年の節目の年なんですね。
おめでとうございます!
実に目出度い、目出度い。
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手にとって中を開いてみると…
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まず、北窯三十周年記念式典が、那覇の桜坂劇場で大々的に開催されます。
その名も「北窯三十周年記念感謝公演」!(笑)
入場無料で誰でも参加できるそうですよ。
4人の親方による「ハジカサートークショー」とか「窯焚きの秘蔵映像の上映」とか、気になります。
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さらに、同じく桜坂劇場で、北窯4工房に加え、北窯で修行してメンバーが全国各地で開いた工房(27工房!)が一堂に会する展示即売会「大陶器市」が7月16日から31日まで開催されるそうです。
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これだけ一つの窯の出身者のやちむんが集まる展示即売会は、かなりレアだと思うんですよね。
コリャ、今度の週末は、桜坂劇場に行かなくちゃ!だな。

北窯が、やちむんの里第一世代である読谷山焼窯から独立してから30周年。
いろいろ大変なこともあったと思いますが(そのへんは、ハジカサートークショーの中で聞けるかも…)北窯という場所が醸し出す雰囲気も、北窯から生まれるやちむんも、ホントに素晴らしいと思います。
そして、それは、親方たちの人柄によるところが大きいんじゃないかな。

今のやちむん人気の盛り上がりの中で北窯が果たしてきた役割はものスゴく大きいと思うし、その北窯で修練した皆さんが新しいムーブメントを次々に起こしています。
30周年は、たしかに大きな節目ですが、どの親方もやちむんの未来を担う人々を育てつつ、それぞれが常に新しい挑戦を続けています。
これまでも、そしてきっとこれからも読谷、いや沖縄…いやいや日本を代表する窯であり続けてくれると思うな。

これからの北窯も楽しみ楽しみ。

北窯三十周年記念感謝公演 & 大陶器市
  会 場 桜坂劇場 那覇市牧志3-6-10
  日 時 2022年7月16日(土) 開演 14:00( 開場 13:30 ) 
      ※大陶器市は、7月16日(土)〜 7月31日(日) 9:30〜20:00

どうも、キタローです!
一昨日の9月13日は中秋の名月でしたが、その翌日の14日(つまり昨日)、北窯のお月見ライブが開催されました。
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與那原さんから、「14日はお月見ライブやるから。会費1,000円を持って遊びにきてね」と連絡があったので、張り切って行ってきました。
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北窯の中庭(?)共司工房と米司工房の前のスペースが会場です。
会場に行くと、こんなふうな手作り感満載の特設ステージが設置されていました。
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会場は、ディナーショースタイル!(こちらも手作り感溢れています。)
北窯の親方の皆さんを始め、お隣近所の工房の方々の顔もチラホラ。
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受付やドリンクコーナーは、各工房のお弟子さんたちが分担しながら頑張っていましたよ。
ライブ楽しめたか、ちょっと心配ですが…まぁ、それなりに楽しんでたんじゃないかと思います。(希望的観測)お疲れ様でした!
手前のちょっと怖い雰囲気の方は、役場(?)の方だと…。
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ライブの出演者は、北窯ライブではおなじみのJAZZピアニストマチューさんにサックスの有田康信さん。ボーカルは、西平和代さん。
月夜にJAZZ!サイコーじゃないですか。
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そして今回は、三線唄者西泊嘉則さんとギターのTomさんのライブも。
月夜に島唄も、なんかこう、キモチイイもんですね。
西泊さんは、トークもお達者で、楽しかったです。
会場を見渡すと、おっと、大宜味の田村窯の田村くん一家もいますね。
コキュのゆっこや180+の長谷川奈美さん一家の姿も!
そういえば、なかどまり工房登川さんや十鶴のコウスケ一家も来ていました。
北窯卒業生の皆さんも大勢集まっていました。
こういう集まれる機会があるのもスゴくいいし、集まれる雰囲気が北窯のいいところなんですよねー。
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ほろ酔い気分で空を見上げたら、雲に隠れていた満月が顔を出してくれました。
いい感じ。
下の方には、なんかボンバーなヘッド(カリスマ理容師?)が写っていますが、気にぜずに(笑)
北窯にJAZZと島唄が響いた夜。
十六夜のキレイな月が、輝いていましたよ。

どうも、キタローです!
昨日(27日)の夜、北窯に今年最後の火が入ったと聞いたので、ちょっと見に行ってきました。
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昨夜の9時半くらいに火が入ったそうですが、今日(28日)のお昼時に行ってみると、まだ窯口で大きな薪(丸太)燃えていました。
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近寄ってみると、こんな感じ。
まだまだ燃え盛っていますが、もうしばらくすれば燃え尽きそうな感じでもあります。
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13連房の北窯を下から見上げてみると、1番目と2番目の袋の横の穴から炎が吹き出していました。
上のほうは、煙もモウモウと立ち上がっています。
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この時間の当番は、米司工房でしたよ。
炎を見守る、米司さんの背中。
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第143回目となる今回の窯焚きのスケジュールは、こんな感じ。
火曜日の夜に火が入って、徐々に上の袋に移動していき最後の13番目の袋が終わるのが、金曜日の夕方になります。
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窯焚きが終わると、いつもだと次の週の水曜日が窯出しとなります。
今回は、どうなんだろう?
今回は、いつもの12月の窯より1週早く窯を焚いているようです。
陶器市は、12月14日(金)から16日(日)までの3日間。
良いもの(器)がたくさん生まれてくるといいなぁ。

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