キタローのよみたんミーグルグル!!

よみたん中をミーグルグル。読谷村とその周辺のいろいろなことを、ボク(キタロー)が勝手にキョロキョロしながらウキウキウォッチング!?

カテゴリ: 読谷DNA

どうも、キタローです!
秋も深まってきたので、紅葉でも観に行こうか!ということで、ちょっくら栃木県へ。
→栃木といえば焼き物の町、益子にも行かなくちゃ。
→そうそう、益子と言えば彼がいたな!
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と、芋づる式発想(?)で思いついたのが、栃木県益子町の 川尻製陶所の川尻琢也くん。
川尻くんは、以前北窯の與那原工房で修行していたんですよね。
せっかくなので、アポ無しでしたが、紅いもタルトを片手に訪ねて行っちゃいました。
タルトを持ってタクヤに会いに!…なんちゃって。
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川尻製陶所は、益子町の小高い丘の上にありました。
もともとご両親がやっていた工房だそうで、現在二代目として彼が中心となって器をつくっているということです。
まず目に入ったのは、この煙突。
むむむ!なんかいい雰囲気。
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立派な登窯がありました!
個人で登窯を使って作陶しているって、スゴイなー。
前に訪ねていった 強戸窯 といい、皆さん頑張っていて何だか嬉しいな。
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えー…結論から言いますと、残念ながら川尻くんは外出中で会えなかったんですが、お母様がいっらっしゃって、初対面の良くわからない来訪者にご丁寧な対応していただきました。(…恐縮です)
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工房に併設されている、可愛らしいギャラリーも見学させてもらいました。
シンプルでスッキリしたデザインの器なので、使いやすそうな印象ですね。
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川尻くんには会えなかった(電話で話すことはできました)んですが、今どんなものを作っているのかギャラリーで見せてもらったし、登窯も見学できたので、まぁ、良しということで(苦笑)
帰り際、お母様がせっかく来たんだから持っていってくださいよ、器を頂いちゃいました。
なんか、重ね重ね恐縮です…。

ごめんね、タクヤ。
次の機会には、必ず事前に連絡してからいきまーす。

川尻製陶所 川尻琢也
  所在地 栃木県芳賀郡益子町益子4327番地 
  電 話 080-1296-5903

1冊の青い表紙の計画書。
これは、読谷飛行場(読谷補助飛行場)の跡地利用のおおもととなる「読谷補助飛行場跡地利用実施計画」です。
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旧軍飛行場の建設に端を発する複雑な経緯(接収→旧日本軍→米軍)を経て、返還された読谷飛行場。
※読谷飛行場。米軍の施設名は、読谷補助飛行場。旧日本軍が使用していたときは、北飛行場。ここでは、読谷飛行場に統一します。
戦時中、戦後、そして復帰後の返還に向けた村民一丸となった取り組み…その中で、まず跡地利用の基本計画が作成され、返還を目前にした平成17(2005)年に策定されたのがこの実施計画なんですね。
実は、この計画に基づいて読谷飛行場が返還され、国有地が村有地になったたことはあまり知られていないと思います。

どんどん跡地利用が進んでいる読谷飛行場の跡地。
読谷のど真ん中にある大きな軍用跡地なので、その跡地利用については、いろいろな考え方やご意見があると思います。
しかし、この計画ができていなければ読谷飛行場の返還はなかったのも事実なんですよね。

ネットで全文を読むことができるので、読谷飛行場の跡地利用計画に興味がある方は、目を通してみてはいかがでしょうか。

どうも、キタローです!
さっそくですが、室生窯の室生が個展を開くそうです。
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室生窯 谷口室生 個展
こちら今回の個展のフライヤーですが…なんかシックでカッチョイーじゃないですか!
(この皿、欲しいな…)
会場は、那覇市松尾にある miyagiya ON THE CORNER。
毎回、気の利いた展示会を開催してくれます。
ご承知のとおり(?)室生窯は、谷口室生(たにぐち・むろう)さんの工房です。
谷口窯ではなく、室生窯。
ボク、知り合った頃は、室生って名字だと思っていました。(ボクだけか…)
現在名護で工房を開いていますが、福岡出身で、読谷山焼の山田工房で修行をした後に独立したので、これまた読谷DNA。
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これまで、県外では何度か個展を開催(東京での3人展もありました!)しているそうですが、沖縄での個展は、意外にも今回が初めてだそうです。
ということになればコレは、ちょっとスペシャルな個展になりそうです。
コレは、行かなくっちゃ!ですね。


◆ 室生窯 谷口室生 個展
  期 間 2021年10月23日(土)〜10月31日(日) ※水曜休
  時 間 12:00〜19:00
  会 場 miyagiya ON THE CORNER 那覇市松尾2-19-39
  電 話 098-869-1426

どうも、キタローです!
なんと、なんと。
10月にあの工房が再び個展を開くことになったようです。
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ということで、はいこちら。
ヒヅミ峠舎のインスタをチェックしていたら、沖縄で個展を開催するという情報がアップされていたので、いろいろ探してフライヤーをゲットしました。
今回の個展も前回に引き続き、那覇市壷屋にあるガーブドミンゴが会場となるんですね。
三浦圭司さんとアリサさん夫妻の工房であるヒヅミ峠舎は、現在山口県柳井市日積にありますが、ご存知のとおり、圭司さんは米司工房、アリサさんは與那原工房の出身なんですよね。
いうなれば、読谷のDNAを宿している工房です。(と勝手に思っています。)
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前回の開催から2年9ヶ月。
フライヤーに映る器たちはこれまで以上に色鮮やかで、なんだか描かれているもの一つ一つが、一層イキイキとしているようです。
なんか、スケールアップ(?)したっていうか、独自の世界観がいい感じに広がっているように感じます。(…ちょっと偉そうでスミマセン)
コリャ、是非とも観に行って、いくつか連れ帰って来なくては!
ボクは、必見の個展だと思いますよ。

しかし、芸術の秋っていうだけあって、魅力な個展が目白押しになりそうなヨ・カ・ン。

◆ ヒヅミ峠舎 うつわ展  [7DAYS=1week  60seconds=1ninute ]
  会 場 GARB DOMINGO 那覇市壺屋1-6-3
  会 期 2021年10月 8日(金)〜 17日(日)
  時 間 10:00 〜 13:00 / 14:30 〜 17:00
  定休日  水曜日、木曜日
  問合せ 098-988-0244

どうも、キタローです!
この間、うるま市兼箇段にあるからや窯に行ってきた んですけど…
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実は、そのときに、記念に(?)ということで登川さんからやちむんを一ついただいちゃいました。
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それが、こちら。
コバルトで唐草が描かれた湯呑。
絵付けも形もオーソドックスなものだと思いますが、のびのびとスッキリした雰囲気で実にいい感じ。
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上から見たところ。
ほとんど歪みのないきれいな丸い形をしています。
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コチラは、下から見たところ。
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高さ8cm、口径7.3cm。
大きくもなく小さくもなく、使い勝手の良いサイズ。
登川さんは、北窯の松田米司さんのところで修行した方なので、そのDNAをしっかり受け継いでいるように感じられます。
お茶はもちろん、お酒を飲む時にも使えそうです。
登川さん、ありがとうございました。
ちなみに、工房にギャラリーが併設されていて販売も行っていましたよ。

からや窯
  所在地 うるま市字兼箇段104番地1
  電 話  098-923-3185

※9月18日(金)から27日(日)まで、福岡の 工藝風向 で「登川均の、やちむん」展が開催されるそうです。行ってみたいなー。

どうも、キタローです!
この間、琉球新報に記事(4月11日)が掲載されていたコレをゲットしました。
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読谷村のしまくとぅば〜子どもの成長〜。
コレ、かなり良いです。
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もくじはこんな感じ。
こどもが生まれて13歳になるまでの生活の様子を読谷の方言(しまくぅとば)で表しています。
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たとえば、小学校入学時だったらこんな感じだったり…。
まるで外国語の解説書みたいでもあります。
こどもが対象のようですが、言葉だけではなく、コラム的なものも充実していて大人でも充分楽勉強になる内容だと思います。
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なかなか手に入らないと思いますが、村立図書館や村内の小中学校には配布されているようですよ。
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裏表紙は、こんな感じ。
こどもたちの表情が印象的だなぁ。

全32ページ、千部発行。
県内の図書館や市町村史担当部署、教育関係機関などに配布。
問い合わせは(電話)098(958)2142(村史編集室)へ、とのことです。
興味がる方は、ぜひお問い合わせください。

どうも、キタローです!
先日までガーブドミンゴで開催されていた、ヒヅミ峠舎個展「東方見聞録」でゲットした器をご紹介(自慢)しまーす。
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まず、こちらの七寸(約22cm弱)皿。
古い有田や伊万里の染め付け風にも見えますが、中東のほうのもののような雰囲気もあります。
しかし、良く良く見てみるとシンメトリーでかなりモダンなデザイン。
北欧デザインに通じるところもあるような…。
しかし、描き込み具合がハンパないです。
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裏には、ヒヅミ峠舎の文字が。
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こんな風にかわいらしく書かれてます。
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こちらは、二寸(約6cm)の箸置き(?)。
写真でいうと、左側のほうにくぼみがあって、そこにお箸を載せることができます。
小さいけれど、羅針盤のようなデザインがイカしてます。
豆皿として使ってもいいですね。
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裏は、こんな感じです。
高台はありますが、フラットな感じです。
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七寸のお皿に乗っけてみました。
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よく似たイメージのせいか、違和感ないです。
しかし、北窯で修行したふたりのが、沖縄のやちむんづくりの伝統を踏襲しながら、北窯とはまた違う世界観を表現するあたりが、ステキですね!
山口の工房にも行ってみたいです。

どうも、キタローです!
友人のfacebookを見てたら、與那原工房で修行して現在は夫婦で山口県に工房を開いている(旦那さんは米司工房出身)アリサが、那覇で個展を開くというじゃないですか!
さっそく初日にいってきましたー。
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ヒヅミ峠舎 陶展 [ 東方見聞録 ] at  GARB DOMINGO(ガーブドミンゴ)
フライヤーの写真からは、なんだか中東の古い陶器のよう雰囲気が漂っています。
「東方見聞録」という個展のタイトルも、オリエンタルでエキゾチックな響きが…。
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ということで、読谷から愛車を飛ばして、那覇へ。
こちらが、ガーブドミンゴ。
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ちょっとアップで。
どうやら初日から大盛況のようです。
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入ると、店内はヒヅミ峠舎ワールド全開でした。
こんなにたっぷりヒヅミ峠舎のやちむんを見たのは始めてだったので、少し舞い上がっちゃいましたよ。
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ロシアの文字のようなものが描かれた器も…うーん、やはり独特な雰囲気を醸し出しているなぁ。
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お椀や鉢のようなものにくわえ、土鍋なんていうのもありました。
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取っ手付きのカップやポット。
コーヒードリッパー。
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日本の古い焼き物のような繊細な絵付けの器…。
なんかほんと、多国籍というか無国籍というか、おもしろいなー。
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こちらの角皿は北欧的な雰囲気がすると思うのは、ボクだけでしょうか?
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オリエンタル風、アラビア風やトルコ風、はたまたロシアや北欧風だったり、観るものにいろんなインスピレーションを与える絵付けが実に楽しい。
でも、リアルに再現しようとしてたりアートよりっていうわけでもなく、可愛らしさや面白さ(キュートでポップ!)がチラチラ見えるところが実にいいです。
そのへんは、ヒヅミ峠舎のお二人のキャラクターに通じるのかもしれませんね。
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カメラの小皿。(笑)
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こんな感じの赤絵のお椀や、
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染め付け 風のお皿、
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こういう鮮やかな絵付けの角皿も!
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と思えば、こんなマトリョーシカみたいな陶製の人形もがあったりして。
ほんと、自由で微笑ましい。
でも、絵付けのユニークさについつい目が行ってしまいますが、実は器そのものの形がほんとにしっかりしてて美しいと思うんです。
そのへんは、北窯で修行をした二人だからこそでしょうか。
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この犬が走っている絵付けの星型(ヒトデ型?)の陶板…妙に気なる。
買っとけば良かったかも。
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大人も子どもも、乙女もおぢさんも、ついつい手にとってみたくなる楽しい器の数々。
存分に楽しませていただきました!
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こちらが、ヒヅミ峠舎のおふたり、三浦圭司さんとアリサさん。
最初にも書きましたが、圭司さんは米司工房、アリサさんは與那原工房の出身です。
北窯カップルですね。
山口県柳井市日積(←ひづみ)にあるという ふたりの工房兼ギャラリー は、古い民家を改装したかなりいい雰囲気なところのようです。
いつか行ってみたいなー。

ヒヅミ峠舎 陶展 [東方見聞録 ]は、1月20日の日曜日まで開催しています。
一見の価値ありだと思いますよ!
気になる方は、ぜひ足を運んでみてください。
 
ヒヅミ峠舎 陶展 [東方見聞録 ]
  会 場 GARB DOMINGO 那覇市壺屋1-6-3
  会 期 2019年1月12日(土)〜20日(日)
  時 間 10:00 〜 13:00 / 15:00 〜 19:00
  定休日  水曜日、木曜日
  問合せ 098-988-0244

どうも、キタローです!
先日行った、田村聡士陶芸展 で気に入った器をいくつか購入したんで、ご紹介(自慢)したいと思います。
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まずは、こちら。
タイルを貼り付けたような感じのカップ。
サイズは、直径9.0cm、高さ7.0cm、高台の経が3.2cm。
タイル型に線彫りした中を色違いの釉薬でランダムに塗り分けています。
ポップな感じがステキだと思います。
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真上から見ると、こんな感じ。
見込みのところが、キラキラしてて。
周囲は、微妙なグラデーション…こんな感じなんて言うんでしょう?
なんとなく宇宙を感じるような(…少し大げさか)
キレイです。
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下から見た感じ。
高台の中に、何か書き込まれているようですが、残念ながら読めません…。
こんど、田村くんに聞いてみよう。
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続いてこちら。
コロンとした形ながら、どこかスタイリッシュでクールなカップ。(なんとかカップとかじゃなくて、単純にカップと言う表記で展示されていました。)
直径9.5cm、高さ6.5cm、高台の経3.0cm。
黒のマットな質感が、いいですね。
なんとなく艶めかしくて、ちょっとエロ…。
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中を覗くとこんな感じ。
ろくろの跡がかすかに見えます。
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ひっくり返してみると、高台は、キュッと絞られてて器の口径に対して小さめな感じです。
それが、スタイリッシュな印象を与えるのかもしれません。

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こっちのほうが、すぼまっている感じが分かりやすいです。
ルーシー・リーな感じがしないでもないです。
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そして、最後にこちらの ゴブレット 。
直径6.5cm、高さ9.5cm。
小ぶりですが、なかなかの質感です。
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真上から見たところ。
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真下から見たところ。
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ひっくり返してみたところ。
こうしてみると、なかなか彫刻的です。
いわゆるステムの部分のデコボコ感は、なんだか石っぽい感じがするし、白と黒のコントラストは、シャビーな雰囲気も醸し出しています。
オシャレですな。
コレで赤ワインでも飲むと、美味そうだなぁと、思わずお買い上げです。

ということで、田村聡士くんの初個展で、3点の器をゲットしちゃいました。
いろいろな技法やデザインに挑戦している田村くん、ちょっと目が離せないかも。
また、面白い陶工さん出てきちゃいましたね。
皆さん、要チェックですよ!

◆ 工房 mano619( 田村聡士 )
  所在地 うるま市石川651番地
  電 話 080-3488-7581

どうも、キタローです!
那覇市久茂地の青砂工芸館 で開催されてる田村聡士さん(便宜上?タムちゃんと呼びます。※1)の個展に行ってきました。
タムちゃんは、北窯の宮城工房で修行した後、うるま市石川で作陶を続けています。
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会場入口から。
田村聡士陶芸展。
墨書きがいい感じですね。
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青砂工芸館
初めて行きましたが、広くてステキな展示室です。
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ガラスの棚に並ぶ、器たち。
結構なバリエーションです。
個展の終盤なので、少し空いたスペースもありますね。
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ちょっと、ポリネシアチックな紋様 や鮮やかな着色の器が目に付きます。
と、思ったら、ちゃんとポリネシアンカップなんていう名前がついた器がありました。
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こちらは、ピンクとブルーの雲のような文様のマカイ。
夕焼け文と名付けられていました。
なかなか、ロマンチック。
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こちらは、大振りな花文。
結構キュートですね。
タムちゃんの風貌からは…でも、逆に微笑ましい。
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この文様と風合い、結構迫力がありますね。
新しいのに歴史を感じさせるような…一見すると似たような感じがしますが、バリュエーションも豊富です。
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こちらのお皿は、フライヤーでメインを飾った写真のお皿。
7寸皿なので、直径約21cmです。
たしかに、なかなかの迫力。
骨董のような雰囲気もあります。
欲しいなーと思いましたが、すでに売約済でした。
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個人的にすごくビビッときた、丸湯呑(?)でしょうか?
よく見ると、シンプルにカップとだけ表示されていました。
マットな質感がクールですな。
コレは、かなり好きかも。
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…とは別に、こっちの器にも目が釘付けになりました。
一見タイルを貼り付けたような感じの器。
じっくり手にとって見ると、貼り付けじゃなくて、いろんな色の釉薬が四角い枠の中に塗られていました。なかなかのカッコよさ!
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コーヒーカップセットやマグカップやスープカップ的なものもありましたよ。
初の個展ながら、バリエーションも豊かで、いろいろチャレンジしていて…面白かったです。
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田村聡士陶芸展。
ステキでした。
またまた注目の陶工がでてきちゃいましたね。
もちろん、いくつか持ち帰ってきましたよ。
それは、また改めて自慢しますね。

※1 実際には、タムちゃんと呼んだことはありません。田村くん、くらいです。

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